こんにちは、口田校室長の山吹です。

河浜塾では毎年、ゴールデンウィークをお休みとさせていただいております。

そのため、というわけでもないのですが、今年も中学生の皆さんには長期間にわたる数学の宿題を出しております。

テキストの問題をひたすらノートに解いてもらうわけですが、(ノートへの宿題のやり方に秘密があります…。生徒さんにはお伝えしてます。)かなりのページ数の宿題となっています。

どのくらいのページ数なのか。ページ数だけ聞くと「多い!!」となるくらいの量です。が、生徒さんには次のように話をしています。

「1日に大量にやるのではなく、計画的にやってほしい。」

計画的に・・・ってどういうことなんでしょうか。

例えばある学年で20ページの宿題が出たとします。締切まで3週間だとしましょう。

多くの生徒さんたちがはまってしまうのが、締切直前に宿題の存在を思い出し、締切の日まで必死になって1日に7ページも8ページもやってしまうパターンです。これは、正直、学力アップに何の足しにもなりません。20ページの宿題を3週間=21日でやるわけですから、単純に言えば1日に1ページのペースです。今年お渡ししている中学校数学のテキスト、1ページに計算問題が多くても20問くらいのものです。1問に1分かかったとしても、1ページ20分です。毎日、そのくらいの時間は家で机に向かって勉強してもよくないですか?もちろん、1日1ページって、言うのは簡単なことです。やるのは難しい。でも、いっぱい貯めてしまって何時間もかけてやるのならば、毎日ちょっとずつの方がラクじゃないですか?ラクでもあるし、学力アップにプラスになると思います。

さて、まだどのくらいのペースでやるのか計画たててない皆さん、少しでも早く計画たてましょう。1日に1ページなのか、もしかしたら2日に1ページでいいのかもしれませんよ。1日に1ページやらないといけないのであれば、別に1日おきに2ページずつでもいいですよ。そこはあなたの考え方次第です。このゴールデンウィーク期間中、いかに計画的に勉強してもらえるか、それがいずれやってくる中間試験や期末試験、最後に控えている高校入試にも役立つはずです。宿題を大量に出すのは、皆さんを苦しめるためではありません、皆さんにラクに勉強してもらいたいため、計画的に勉強することが意味のあることだとわかってもらいたいためです。ぜひ計画を立て、うまく勉強してみて下さい。連休明け、皆さんの数学の力がアップしてることを願っています。一緒に頑張りましょう。